OTセキュリティが求められるシステムとは?

 

サイバーセキュリティは、ITセキュリティOTセキュリティに大きく分けられます。

 

・IT(Information Technology)セキュリティ

 コンピュータや通信技術において、情報を守るためのセキュリティ。

・OT(Operational Technology)セキュリティ

 工場や社会インフラの制御機器が、安定稼働するためのセキュリティ。

 

 

 

ITセキュリティの対策は、PCへウイルス対策ソフトをインストールするなど一般的に浸透しています。一方のOT分野では、制御機器は従来インターネットに接続されておらず、外部からの侵入による脅威はあまり考えられてきませんでした。

製造業のDX化、スマート工場といった最新技術を用いるシステムでは、制御機器はインターネットを介してクラウドに接続されるIoTエッジデバイスになる時代です。制御機器のIoT化は、AIなどの活用による高度な制御が期待されますが、インターネットを介してサイバー攻撃を受けるリスクが伴います。

 

 

セミナー概要


OTセキュリティ対策、何をどのレベルまで対応すればよいか、アプローチ手法に関するお悩みをよくお伺いします。最近では、国際基準のセキュリティ規格「IEC 62443 シリーズ」を指標に構えて、組織的に取り組むことが主流になりつつあります。
本セミナーの講師は、IEC 62443の第三者認証機関であるTUVSUD社のサイバーセキュリティ専門家です。IEC 62443の規格構成や評価指標、認証に向けたステップを分かりやすくご案内します。
また、 EUで運用開始予定の法令「サイバーレジリエンス法」、「サイバーセキュリティ法」、「NIS2指令」の枠組みやスケジュールもご説明します。EUは、世界の中でもサイバーセキュリティ対策の法令化が先行しています。EUへ出荷を行うメーカー様はもちろん、今後のサイバーセキュリティのグローバル動向を把握したい方にもオススメのセミナーです。

サイバー攻撃の懸念が高まる今、
国際基準の「IEC 62443」でセキュリティ対策!

IEC 62443には、組織としてセキュアな運用・保守の成熟度を高める活動と、機器自体のセキュリティ保護レベルを上げる活動が含まれています。IEC 62443の規格認証を受けたメーカーや機器は、世界基準のセキュリティ対応が施されていることが実証されますので、社会的な信頼度も高まります。 セキュリティ対策を重要視する事業者では、 IEC 62443を機器の採用基準に挙げる事例も出てきており、セキュリティ対策のスタンダードとして注目されている規格です。

このような疑問を解決したい方におすすめ

  • 産業機器向けセキュリティって、情報機器のセキュリティと何が違うの?
  • IEC 62443が産業機器向けにフォーカスされているポイントをご説明します。
  1. IEC 62443対応は、どうやって進めるのが効率的?
  2. IEC 62443に対する取り組みステップや、各種支援サービスをご紹介します。
  • 産業機器のセキュリティ対策、しないといけないの?
  • サイバー攻撃による被害の懸念はもちろんですが、法令化が先行しているEUのサーバーセキュリティ対策規制をご案内します。

開催概要

セミナー名 産業機器向けサイバーセキュリティ動向がわかるオンラインセミナー - IEC 62443 シリーズ -
アジェンダ 1.産業用制御システムの神話
2.IEC 62443:シリーズの構成
3.IEC 62443:取組に向けたステップ認証の形態
4.IEC 62443:認証・各種サービス
5.サイバーセキュリティ規制の動向
日程 2023年3月14日(火) 14:00 ~ 15:00
開催形式 オンラインセミナー
主催 株式会社リョーサン
共催 テュフズードジャパン株式会社
参加費 無料
締め切り 2023年3月13日(月) 17:00
注意事項 ・開催当日は弊社オフィスにご入場いただけません。ご自身のPCからご受講ください。
・セミナーの内容については予告なく変更する場合があります。
・本セミナーは Teams Liveイベントを使用します。

登壇者について

登山 慎一(とやま しんいち)氏
所属:テュフズードジャパン株式会社
   COM 事業部 IEP部 シニアセールスエグゼクティブ

 

略歴
セキュリティカンファレンスへの登壇、業界紙への執筆等を通して産業系サイバーセキュリティ、IoT セキュリティ分野を中心にセキュリティビジネスをリード。
ネットワーク機器のベンダでエンジニアを経験後、SIer でシステムの運用管理およびセキュリティプロジェクトに従事。
審査業界でIT、OT に加えクラウドを含めたセキュリティ事業に従事。

丸山 響(まるやま きょう)氏
所属:テュフズードジャパン株式会社
   コンシューマープロダクトサービス事業本部 セールス部 営業部長

 

略歴
コンシューマーIoT機器向けにサイバーセキュリティ試験、認証サポートサービスのマーケティング及びセールスをサポート。
コンシューマー電機製品、IoTネットワーク製品向けに国際規格をベースとした認証セールスに従事。
半導体代理店にて、電機・電子機器向け営業活動に従事。
電機機器メーカーにて、半導体設備向けコンポーネントの営業活動に従事。

テュフズード(TÜV SÜDってどんな会社?

TÜV SÜD (本社:ドイツ ミュンヘン)は1866年に蒸気ボイラー技術検査協会の産業界メンバーにより設立された欧州最大規模の認証機関です。
欧州ノーティファイドボディの機能を有しながら、現在は欧州、北米、アジアを中心に1000箇所以上の各国拠点よりグローバルに認証・試験サービスを提供。

 

TÜV SÜD Japan は、1968年から続くテュフズードの事業基盤の下、日本市場における品質・安全試験と認証への需要拡大に応えるため1993年に設立されました。現在国内に本社(東京都新宿区)、関西本部(大阪府大阪市)、東京試験所(東京都品川区)、米沢試験所(山形県米沢市)、テクノパーク高津(神奈川県川崎市)と5つの拠点を構えています。電気・電子機器、ヘルスケア・医療機器、産業機器、IT・AV機器、5G関連機器、食品、自動車、鉄道、キャッシュレス決済、エネルギー・プラント機器、化学物質・プロセス、化粧品と幅広い分野に対し、各種試験・認証・監査・マネジメントシステム認証・トレーニングサービスを展開しています。

<産業機器向けサイバーセキュリティ お役立ち情報>

産業IoTに使える製品は?
リョーサンおすすめ製品のパンフレット

ほぼ全ての無線機器が対象、
新たなサイバーセキュリティ要件とは?

◇ RE指令のセキュリティ要件 ◇
◇ おすすめの対応方法 ◇
第三者認証機関のサービス ◇

    

 

 

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主催者情報

RYOSAN

株式会社リョーサン
〒101-0031 東京都千代田区東神田二丁目3番5号
https://www.ryosan.co.jp/

弊社はエレクトロニクス商社業界を牽引する売上を誇る、業界のリーディングカンパニーです。
創業以来、徹底して顧客志向のビジネスを追求しつづけ、エレクトロニクスのシスタムコーディネーターとしての役割を果たしています。東京に本社を置き、国内各地をはじめ、アジア、アセアン、北米、欧州に販売拠点を構えるグローバルなエレクトロニクス企業となります。